【ミニレビュー】ダ・ヴィンチ・コード【映画】

★★★★☆

おしい。はやい。でもダレない。

原作読んでるのと読んでないのでは楽しみ方が全然違う気がする。映画化するならココいらんと思ったところちゃんと削ってあって嬉しかった。逆に付け足された場面にも良いものがあった。暗号解読は正直解りづらい。ソフィーのポジションも微妙。ラストの展開は映画だと、原作以上に蛇足気味に見えた。でも会話が楽しくなってた気がする。ハンス・ジマーの前に出まくりな音楽が結構好み。ハリウッドだ!みたいな。イアン・マッケランとポールベタニーいい感じ。

まったく予備知識なしで観た場合の感想を抱けないのが悲しい。どうしても原作と比べてしまう。一緒に観た友達は何も知らずに観て、おもしろかったって言ってた。ついてくの大変だったらしいけど。
もう少し(いや、もっともっと)良く出来そうな気がする。縛られて欲しくない。原作よりも面白いものを作って欲しかった。ま、映画的に面白くしようとしてるところ良かったかな。やり過ぎな気もしたけど。楽しめたよ。欲を言えばもうちょい美術品見たかった。