【ミニレビュー】最後の誘惑【映画】

★★★★★

イエスキリスト受難劇。
いやいやいや。面白いじゃん!

スコセッシ大好きだけど、個人的に満足できる作品は少ない。この映画ずっと観たかったんだけど、もう少し勉強してから観ようと思って先延ばしにしてた。で、最近ダ・ヴィンチ・コード読み終わって、いいかげん観てみようかと思い観賞。

正直もっと難しい内容かと思ってた。そんなことはなかった。普通に人間ドラマ。後半やられまくる。雰囲気スコセッシ。意外性のある音楽すごくいい。変わりゆくイエスを演じるデフォーがもの凄く魅力的。今まで観た彼の中で一番だったかも。ハーヴェイ・カイテルはいつもと同じ感じがした。
衝撃的な内容だったよ。スコセッシらしくなんとなく中盤だれるけれど、相変わらず無駄に長く感じてしまうけれど。すんげおもしろい!鳥肌たった。最後の誘惑って・・・。すごいわ。ラスト目に焼きつく。

フィクションとして素直に楽しめる映画。自分が日本人だからこんなに楽しめたのかな。
スコセッシの感覚が好き。


【スタッフ・キャスト】
 ウィレム・デフォー