【ミニレビュー】スイミング・プール【映画】

★★★★☆

プールのブルーが綺麗。
ジュリー役の女の子どっかで見たことあるなぁって思ったら。「8人の女たち」か。

女同士の嫉妬心溢れるちょっとネチネチした関係が楽しませてくれる。フォアグラとワインの場面好き。妖しげな音楽と綺麗な映像。不可解な展開。なんだか好きな雰囲気の映画。でも途中で、こんな感じで終わるんだろうなって気付く。

とにかくともかくエロイ。あけっぴろげなエロさ。なんでそんなに脱ぐの。リュディヴィーヌ・サニエさんめっちゃ綺麗な身体してる。8人の女たちの時はまだ全然子供だったような・・・。この女優さん好きになったかも。シャーロット・ランプリングはこの映画で初めて知った。すごい女優さんなんだね。若い頃の作品がもの凄く観てみたくなった。「愛の嵐」観たい。
フランソワ・オゾン監督はコレと「8人の女たち」しかまだ観てない。他の作品はどんな感じなんだろう。気になる。なんだか、面白い!というよりもクセになりそう。



ネタバレ↓
自分なりの解釈。多分そんな複雑なストーリーじゃないんじゃんないかと思った。主人公の作家さんが、あるイメージ(プールとか)からインスピレーションを受け、作品が出来上がっていく頭の中の工程を映像化した。みたいな。一度出来上がった物語が、途中で修復されたり、キャラクタの性格が若干変わったり。最終的に今までとは一味違った抽象的な作品が出来上がった、て感じなのかなって。途中で出てきた日記のようなノートがなんだったのか気になるけど。あの写真だれ。十字架の意味はなに。最後の置手紙はなに。あの鏡は「入れこ」だよねきっと。
あー。なんかやっぱ違う気がしてきた。くそー、マルホラ感覚万歳。