【ミニレビュー】生きる【映画】

★★★★☆

命短し。恋せよ乙女。

あの、その、つまり・・・おもしろい!

前半は、なんだか楽しく観れる。ちょっとコメディタッチで。意味深なバースデイソング。
後半にきてこの映画の他には無いインパクトの強さみたいなものを感じた。長々と見せるアノ場。
死に直面することで生きることを考える。
似たような作品結構あるけれど。なんかね。他と違う感じ。
黒澤さんスゲーって。不思議なリアリティ。
面白くて楽しくて重たくて考えさせられる。
歳をとってから観るとまた違った見方できそう。
構成が面白くて飽きずに観れたなぁ。
でも「赤ひげ」の方が好き(笑

「命短し」いい曲だね。この時代からみても古い曲らしいけれど。昔『伝説の教師』ってドラマで黒澤明の孫娘がこの映画とシンクロするような役を演じていた。そのとき彼女が唄った「命短し」が今でも忘れられんなー。
って今調べてみたら、この曲のタイトル『ゴンドラの歌』だった。


【スタッフ・キャスト】
黒澤明  志村喬