【ミニレビュー】ツイン・ピークス 【海外ドラマ】

★★★★☆

ついに観た。長かった。
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90年代前半、一大ブームとなった海外ドラマ。
(リアルタイムでの記憶は一切無いけれど)
田舎町。湖のほとりに打ち上げられた少女の死体。
誰が、ローラーパーマーを殺したのか…。
シリアスなミステリーを展開するのかと思いきや。
あっという間になんでもありの破天荒ストーリーへ。
それもそのはず。リンチだもの。
赤い部屋。踊る小人。チェリーパイ。ドーナツ。丸太おばさん。
そして音のしないカーテンレール。
失速ぎみで行き当たりばったりな後半も、リンチに掛かれば怒涛の展開。

「わけがわからないのになんだか面白い」
そんな作品を撮らせたら彼の右に出る者はいないなあと、改めて思った。

シュールでナンセンスなユーモア、個性豊か過ぎる登場人物に惚れた。
ドナもオードリーもシェリーもいいけれど、やっぱルーシーモランかな。


【スタッフ・キャスト】