【ミニレビュー】エミリー・ローズ【映画】

★★★★☆

ホラーと法廷モノのミックス。

がちがちの法廷モノは退屈だ、ふつーのオカルトホラーは飽きた、って人にオススメかも。いいとこどりって感じで面白かったー。
しかも"実話を基にした"って言ってるから、ありえねぇ~って感じのストーリーもリアルに見えてくる。感覚的には「ローズマリーの赤ちゃん」みたい。悪魔?病気?って。物語の流れも思いのほか真っ向勝負な感じで好きだし。うん。自分的にかなり当たり。いろいろ考えさせられる。主観と客観、「告発の行方」好きな人もイケそうな内容だったなぁー。羅生門スタイルすき。先の気になる展開で最後までスクリーンに釘付けだ。
でも、もうちょいホラー色少なくてもよかったかなぁって。法廷モノとして観ると演出のギャップが凄いかも。ホラー要素で楽しめた部分も大きいけどね。エミリー役の人怖すぎ。

てか実際の事件の結末はどうなったんだろう。映画の方はかなり脚色されてそうな感じしたんだがなぁ。