【ミニレビュー】チャーリーとチョコレート工場【映画】

★★★★☆

原作は読んでない。ジーン・ワイルダーがワンカやってる『夢のチョコレート工場』は観た。

綺麗にバートン色に染まってて。正直期待してなかったんだけど、かなり楽しめた。内容は昔のとホトンド一緒なのに。印象がかなり違う。
昔のは道徳的毒があった気がするんだけど、今回それがない。ムカつく奴を気晴らしにイジめてる感じ。

『夢の~』は、正しいことを言いつつも酷いことをするから、道徳を無理やり刷り込まれる感があったんだけど。バートン版は、もっとヤッチマエー!っていう感じかも。
ワンカは善と毒が微妙に混ざってるような。ウォンカはイジメラレっこがいじめっ子になっちゃったみたいな。ワンカはカッコよかったけどウォンカはなんか違ったな。
ウンパルンパはどっちのも好き。これだけ違えばバートン版は別モンとして見れた。ウケタ。
決定的に違うのがテーマそのものかも。原作はバートン版とは違うみたい。完璧家族愛って感じになってたね。

とりあえず2001年とサイコのパロディはウケタ。ビートルズとかもあったね。これだけ笑えれば十分だったかな。