【レビュー】帰宅後のひととき『コン・エアー』(原題:Con Air)を観ながら…
仕事を終え、昔のチームと飲み、エンジニアとしての未熟さを思い知り、勉強しながら帰ってきたらもう夜中の1時過ぎ。
このまま寝てしまうのがなんだか勿体無いとhuluを漁り大好きなアクション映画をチョイス。
小学生の頃『ザ・ロック』を観て、こんなにおもしろいアクション映画を観たのは初めてだ!と興奮し、主演のニコラス・ケイジと制作のジェリー・ブラッカイマーが好きになった。
(今はもう何とも思えなくなってしまったけれど…)
そんな彼らの最新作とめっちゃ楽しみにして『コン・エアー』を観に行った、あの頃。
確か『エア・フォースワン』が同時期に公開されていて、ハイジャックアクションものではハリソン・フォードのネームバリューもあり、こちらの方が話題になっていたように思う。が、しかし、迷うことなく『コン・エアー』を選択。とにかくニコラス・ケイジが好きだった。
囚人護送用飛行機。ハイジャック。
ひとりで戦う主人公。愛する妻子のため、友人のため。
いま観てもやっぱり面白い。面白いってか好きすぎてとりあえず流れているだけで幸せ。
キャッチコピーもかっこいいんだよ。
「雲の上に、地獄はあった」
なにげに豪華でクセのあるキャスト
ニコラス・ケイジはヘナヘナなグッドスピード博士(ザ・ロック)から華麗にマッチョメンなアンチ・ヒーロー、キャメロン・ポーに転身。
ジョン・キューザックの熱血なようで冷静な若手捜査官も小奇麗でいい感じ。(そういえばハイ・フィデリティ観てない)
そして何よりジョン・マルコビッチ。インテリでリーダーシップがあって、ワルじゃなくてもついついこんな頼れる上司がほしいと思ってしまう、そんなカリスマ・ワル。
やっぱ悪役のキャラが良くないと映画は面白く無い。
あとダニー・トレホ。この人ほんと怖いよね、顔が。笑
そしてそして忘れちゃならないのがブシェミ、スティーヴ・ブシェミ!!!
もうこの役者の使い方完璧すぎるだろ!っていうくらい完璧な使い方。
当時はこの映画見るまでブシェミのことは知らなかったんだけど、この映画の中で一番輝いていたと思う笑。
ユーモアたっぷりで爽快感もあり、ヒロイズムで胸が熱くなる本作に、異質なほど不気味で緊張感のある「ボブおじさん」のシーンにブシェミの魅力がたっぷり。初めて観たときは怖かったよー。最高だなあ。
でもね、この映画が好きな理由のひとつは、主人公の奥さんモニカ・ポッターが可愛いからだと思うんだ(自己分析)。
出番はほとんどなくて、演技もパッとしないんだけど、めっちゃかわいいと思ったんだよね。
ラストシーンでニコラス・ケイジと抱き合うシーンがすごく印象的でバックで流れている音楽も超よくて、
(リアン・ライムスのHow Do I Liveという曲らしい)
ラスベガスのきらびやかな夜景と涙ぐむ家族の再会シーンは「想い出」として自分の記憶に刻まれていて、何度観ても幸福感を抱けるすごい好きな場面。絶対娘ポカーンだろうな、とは思うんだけどね毎回。笑
琴線に触れるってこういう感じなんだろうな。モニカ・ポッターかわいいなあって。Wikipedia情報が少なすぎて悲しい。
印象的なイケメン場面
逃げるチャンスがあったのに、友人と人質を見捨てることができず飛行機を降りなかったキャメロン・ポーに対して人質になった女看守が言う。
女看守:「娘さんが待ってるわ」
ポー:「女を見捨てる男を娘がどう思う?」
イケメンだわー。
あとジョン・キューザックが初対面シーンでポーに言う言葉も好き。
アクション映画の定番構成
①導入のつかみアクション
②緊張感持たせつつちょいちょいアクション
③クライマックスの超絶アクション!
④終わったかと思わせて、最後に最終決戦。
まさにこのまんま。ザ・ロック、コン・エアー、フェイス・オフ、こんな感じ。(たしかスピードも)
あの頃はニコラス・ケイジ祭だったなあ。
最近観た『ゴースト・ライダー』が全然おもしろくなくて悲しかった。
本作のクライマックスはラスベガスじゃなくてホワイトハウスに突っ込むという案もあったとか。
音楽もすき。
激しいアクションシーンで流れる ダン! ダ!ダン! ダ! ダン!! てメロディとか。
すうぃぃぃとほーおおむああらばあま♪とか。
上に記載したHow Do I Liveとか。
いいねー。
それにしても、映画流しながら適当にブログでも更新しようと思ったら、まさかのもう朝の4時過ぎですよ。