【ミニレビュー】グラン・トリノ【映画】

★★★★☆

男なら。

この人の映画は、あんなローテンションなのに、なんでこんなに興奮してしまうんだろう。
重厚だけど、軽妙さもあって、でも題材を軽く扱ってるわけじゃなくて。
何ていうか、こんな映画撮れるんだなって素直な驚き。
台詞や間が絶妙だよなあ。
ただ、結末に納得がいかなかった。
ある意味予想通りで、もの足りない感じ。
いや、これ以上のラストは思いつかないけど。
うーんもっと見方を変えれば好きになったかも。

人種差別って、結局なんなんかな。
差は無くても違いはあるってのを、感じた。
クリントイーストウッド、もうすぐ八十歳。素晴らしい人だね。尊敬。
許されざる者』を思い出した。