【ミニレビュー】ヒストリー・オブ・バイオレンス【映画】

★★★★★

暴れるチンピラをちょちょいと片付けて、またたくまに英雄になってしまった平凡な一市民。しかし、その日から平和だった彼の日常に暗い影がさし始める。

暴力で問題を解決してはいけない、という理想と。
大切なものを守るためにはときとして暴力も必要、という真実。
皮肉で心締め付けられる物語。
シンプルだけどものすごくリアリティあって、こわかった。

個人的に好きな場面が多い。
なんか、間が良い感じ。最後も、たまらんかった。
答えを出すのが難しい映画。
深いわ。


【スタッフ・キャスト】
デイヴィッド・クローネンバーグ  ヴィゴ・モーテンセン, ヴィゴ・モーテンセン, エド・ハリス, ウィリアム・ハート, マリア・ベロ