【ミニレビュー】狼たちの鎮魂歌【映画】

★★★☆☆

久しぶりに観たマフィアもの。

アメリカからイタリアへ強制送還された「好ましからざる者達」からマフィア現役時代のおもひでを語ってもらう・・・的なオハナシ。

この映画。パッケージ、タイトル、"ヴィンセント・ギャロ出演"の文字で相当損している作品だと思う。
観る前まではバイオレンスな内容だとばかり思っていたのに観たら全然違った。今まで観てきたギャング映画とはちょっと違う視点で描かれていて、とても硬派な内容だった。なんだか世間一般では過小評価されてそうで残念。ギャロの出番が少ない上に少し退屈な内容だしね。

人物が多いわりに、名前が憶えづらく、内容的にも解りづらい場面がいくつかあった気がする。もう少し尺を長くしてきちんと描けば、かなりいい映画になったような。うんでも、第三者から見たギャングという感じが好きだな。英語とイタリア語の交じり具合もカッコよかった笑


【スタッフ・キャスト】
パスクァーレ・シメカ  ヴィンセント・ギャロ, ヴィンセント・ギャロ, ヴィンセント・スキャヴェリ, マルチェロ・マッツァレラ