【ミニレビュー】この森で、天使はバスを降りた【映画】

★★★★☆

パッケージのアリソン・エリオットに惹かれて観てみた。イメージしていたものよりも複雑な内容で意外によかった。複雑と言ってもわかりづらいって意味じゃなく。ストーリーは好きな感じ。
初めは、出所したばかりの女の子が、よそ者は去れ!みたいな新天地(変化を受け入れられない人がいっぱいいる町)で頑張ってくってだけの物語かと思っていたけど。ちょっと違った。微妙にミステリアスで観ていて飽きない。「ショコラ」ほど甘くなく。「ドッグヴィル」ほど痛く無い。みたいな。

自然の風景が綺麗だったな。

ただウィル・パットンが、お決まりなタイプのキャラで。そこがちょっと自分は嫌だったかも。彼のラストあたりの台詞が、この映画そのものを説明し過ぎているような感じがした。そういや後半の展開が少し足早に感じたかも。どうしてもっと盛り上げなかったのか不思議。絶対泣かしにいける場面だと思ったのに。テンポよく進むのは良かったけどな。それはそれでいいか。


【スタッフ・キャスト】